受験は水物

大学受験をはじめ各種試験は1回限りの勝負です。試験の結果は統計に従うため、上振れ下振れは当然です。「こうすれば受かる」といった必勝法はありません。ただ「受かる確率を増やす」ことだけが可能です。受験においてはこの事実を前提に、戦略を組み立てていくことになります。

効果のある戦略は「特化」「受験回数」「勉強量」の3つです。

特化

最も有効かつ戦略性が要求されます。受験は限られたリソースを効果的に配分するゲームです。どの分野に特化して資源を投入するか、が合否を最も左右します。

したがって、志望校の選定と受験形態(推薦、一般)が重要です。ここで何をどのくらいすればいいのかが決まります。過大な目標ではないか、自分の実力と照らしたときの距離はどのくらいか、得意不得意(=距離の近い遠い)との兼ね合いはどうか、などを総合的に判断する必要があります。

期待値が達するべきハードルの高さが決まります。

受験回数

期待値を上げるには単純に回数を増やせばいいです。2倍受ければ2倍受かります。

勉強量

回数に掛け算するのは勉強量です。最も重視されるのは当然ですが、上の2つが過大だと勉強量を増やしても意味がないです。

楽な方法で

以上を前提に、生徒さんにとって「一番楽な方法」を探すことが私達の仕事と考えています。楽といってもだらけるわけではありません。単に勉強量を増やすだけで到達できるならそれはそれで楽なもんですし、そうはいかないのが受験です。

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塾長
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